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羊羹資料館(Youkan Museum)

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村岡総本舗小城本店横の羊羹資料館は、昭和16年に建てられた煉瓦づくりの洋館を、昭和59年、資料館として改装。平成9年、国の有形文化財に登録されました。 資料館の内部は1階が休憩室2階が展示室となっています。2階の展示室には羊羹の製造道具、原料、製造工程、歴史、珍しい外国産羊羹のレッテルなどを展示し、ビデオ放映での紹介も行っています。和菓子ファンはもちろん、旅行客、修学旅行の小学生に至るまで幅広い年齢層の方が見学に訪れています。見学された方へは「小城羊羹・特製切り羊羹」と抹茶のサービスがあります。youkansiryo_2

小城(おぎ)羊羹とシュガーロード

江戸時代、鎖国のもと海外との唯一の窓口であった出島。その出島に荷揚げされた砂糖は、長崎から、佐賀を通って小倉へと続く長崎街道を、京・大坂、江戸などへと運ばれて行きました。長崎街道は、九州各地の大名たちの長崎警備や参勤交代や、オランダ商館長の江戸参府、海外からの品々や技術、文化を京・大坂、江戸へと運ぶための街道として栄えてきました。

街道沿道は砂糖のほか、菓子作りの技法なども入手しやすかったため、全国的にも有名な名菓が生まれるのです。南蛮から伝わった菓子は、それまでの和菓子とは違い、砂糖をふんだんい使うもの。この伝来により、菓子の世界に革命が起こり、長崎街道を中心に、砂糖文化が各地の文化と風土を取り入れ、個性ある味と花開きました。そのため長崎街道は砂糖の道「シュガーロード」とも呼ばれており、今なおその技術と味は受け継がれています。

数百年の時の中で開花した、砂糖の文化。小城には小城(おぎ)羊羹として開花しました。

DATA

  • 羊羹資料館:国有形文化財(入場無料:8時-17時)
  • 住所:小城市小城町861
  • お問い合わせ先:村岡屋総本舗(0952-72-2131)
  • シュガーロード:詳しくはシュガーロード連絡協議会へ

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