有明海エリア 海遊ふれあいパーク(Kaiyu Fureai Park)

海遊ふれあいパーク

小城市芦刈町にある「海遊ふれあいパーク」です。

目次

有明海の干潟をテーマにした公園

こちらはムツゴロウ・シオマネキの保護区や干潟体験場、芝生の公園、オートキャンプ場がある施設です。

駐車場には公園のシンボルとなっている有名な「ムツゴロウトイレ」があります。

 

有明海のムツゴロウをモチーフにしたユニークなトイレで、中にある蛇口もムツゴロウになっています。

 

駐車場から堤防に上がると、有明海の干潟が広がっています。

芦刈海岸の「ムツゴロウ・シオマネキ保護区」

六角川の河口にある芦刈海岸(あしかりかいがん)は、干潟が広がるのどかな場所です。

 

乱獲などで数が激減したムツゴロウを保護するため、海岸の4.1kmのエリアが採捕禁止区域に指定され、希少生物であるムツゴロウやシオマネキを保護してしています。

干潟には見学用の通路が整備され、靴を汚すことなく見学が可能。

 

なるべくそお~っとしていると、愛嬌たっぷりのムツゴロウやシオマネキを間近に見られます。

 

特に5月下旬から7月の初夏の時期はムツゴロウの求愛シーズンとしてピョンピョンと飛び跳ねる姿が観察でき、多くの見物客が訪れます。

 

【ムツゴロウやシオマネキが見られる条件】
※6月の梅雨明け~7月末で、気温が25~30度になると活発に活動します。

※雨の日はあまり動きません。

※天気や潮の関係で、姿を現さないこともあります。

※どちらかと言えば、満潮時よりも引き潮や干潮時が見学しやすいです。

※干潟になる時間帯は、事前に確認して行ったほうがベターです。

 

有明海で有名なムツゴロウなど、干潟の生き物たちを間近に観察できるスポット。

 

桟橋があるので、すぐそばまで近づいて干潟の穴から顔を出すムツゴロウや、すばやく動きまわるシオマネキを観察できます。

干潟体験場(ひがたたいけんじょう)

有明海に面した「干潟体験場」は天然の干潟に入って泥んこになって遊べるスポットです。

 

干潟にはまると歩くのは少し大変ですが、泥に触れてあそんだり、ムツゴロウなどの希少生物を間近で見ることができます。

 

温水シャワーや更衣室が完備されているので、全身泥まみれになっても遊んだあとはため池で泥を落として、温水シャワーでスッキリできます。

 

期間は毎年5月から10月頃までのあたたかな時期です。

 

干潟体験に必要なもの:
汚れていい服や靴下、タオル、ビニール袋(泥がついた服を入れるため)

 

干潟の泥が付いた服は、洗ってもなかなか取れないので注意が必要です。

 

※干潟体験の利用には予約が必要となります。
詳しくはキャンプ・干潟体験の予約ページをご確認ください。

オートキャンプ場

パーク内にはオートキャンプ場もあります。

 

オートキャンプ場とは車とセットで楽しめるキャンプ場のことで、車で直接乗り入れてテントなどを設置することができます。

 

区画の大きさが決まっているオートサイトとレイアウトが決まっていないフリーサイトに分かれていて、それぞれ20区画ほどの広さがあります。

 

敷地内には簡易的ですが共同の炊事場があります。

 

注意点
※用具や食材は持ち込みとなります。

※テントの貸し出しは現状行っていません。

※キャンプ場は海岸近くにあり、現地に到着してから買い出しに行くのは大変なので、市内で食材などを調達してから向かうほうがベターです。

 

 

有明海での干潟体験や、芝生のある公園が隣接しキャンプが気軽に楽しめるスポットです。

 

※オートキャンプ場の利用には予約が必要となります。
詳しくはキャンプ・干潟体験の予約ページをご確認ください。

ムツゴロウ公園

多目的グラウンドやゲートボール場などを備えた緑地公園です。

 

広い芝生や公園エリアが広がり、海浜レクリエーションのエリアで遊んだり芝生でのんびりお弁当などを楽しめます。

水産振興センター展示館

公園に隣接する佐賀県有明水産振興センターの中にある施設です。

 

館内にはムツゴロウなど、有明海特産の魚介類の標本などがコンパクトに展示されています。(入場無料)

 

振興センターは有明海に生きる生物の生態や、水質などについて調査・研究する施設で展示館ではDVDで有明海の生き物や漁業、海況をわかりやすく紹介。

 

ワラスボなどさまざまな有明海の魚介類を立体的に観察できるよう、透明の樹脂に入った標本を展示しています。

 

有明海で古くから使われていた漁具、海苔養殖やカキ養殖など有明海の生物や漁業について紹介する展示コーナーもあります。

 

隣接する六角川の河口干潟域「芦刈海岸」で見られるムツゴロウやシオマネキ、シチメンソウなど干潟に生息する希少生物について学ぶことができます。

まとめ

日本で一番の干満差がある有明海!

 

干潟で泥に触れたり、シオマネキやムツゴロウなど、有明海ならではの生き物たちが目の前で飛び跳ねてあちらこちらで縄張り争いが繰り広げる姿を間近で見られます。

 

オートキャンプ場が隣接し、干潟体験など海水浴とは違った、一風変わった海辺遊びが楽しめる!

 

自然を生かした「海遊ふれあいパーク」です。

DATA

  • 名称:海遊ふれあいパーク かいゆうふれあいぱーく
  • 住所:佐賀県小城市芦刈町永田3033-1
  • 電話:0952-72-7423(小城市観光協会 小城観光案内所)
  • 海遊ふれあいパークのページ

海遊ふれあいパークマップ

アクセス

干潟体験場

    • 利用期間:5月-10月
    • 利用される方はネットで事前受付が必要です(無断で使用することはできません。)
    • 干潟体験の予約ページ

オートキャンプ場・フリーキャンプ場

ムツゴロウ公園

  • グランド予約・受付:芦刈公民館 0952−37−6140

有明海水産振興センター展示館

  • 利用時間:9時-17時(平日)

おぎゅっと:佐賀県内のムツゴロウを集めてみた件