小城の滝めぐり(ogi-waterfall)

天然の癒しスポット、小城の滝にお出かけしてみませんか?

 
佐賀県小城市には、滝の名所が4カ所あります。

 
マイナスイオンをたっぷり浴びて癒されてくださいね。

目次

清水の滝(きよみずのたき)

まず初めにやってきたのは、全国名水百選の一つ、清水川(きよみずがわ)の上流にある「清水の滝」です。

 
場所は小城スマートインターから右折し、まっすぐ進むと「清水の滝 駐車場」があります。

 
駐車場に車を止めて、約15分~20分歩くと滝が出てきます。

 
高さ75メートル、幅13メートルの清流が垂直に流れ落ちており、別名「珠簾(たますだれ)の滝」とも呼ばれ、豪快さと美しさを感じることができる滝です。

 
滝のそばには名水にさらした鯉料理店が軒を連ねていて、夏季には避暑に訪れる人でにぎわい、小城の奥座敷として評判をよんでいます。

 
2020年からは夏季限定で風鈴が設置され、小城の新たな人気スポットになっています。

藤隠れの滝(ふじかくれのたき)

次にやってきたのは、小城市三日月町にある藤隠れの滝です。

 
場所は三日月町の「夢とロマンの丘公園」の三日月野外研修センターから奥に行ったところにあります。

 
研修センターの建物から裏手に進むと遊歩道が続いていて、約50mほど歩くと滝が出てきます。

 
滝の落差は約30m、水量は控え目でおだやかな雰囲気の滝です。

 
※「藤隠れの滝」は現在、集中豪雨による土砂崩れにより一部通行ができなくなっており、見学の際は安全に十分注意いただきますようお願い申し上げます。

 
標高200mの山間地にあり、夏はひんやり涼しく、秋は散策などで紅葉を楽しめます。

 
なお、こちらには滝にまつわる大蛇伝説があります。

 
昔、この地域には大変な干ばつに見舞われたときがあり、困った村人は天山で雨乞いの儀式をしようと険しい山道を登っていきました。

 

その途中、ちょうどこの研修センターの近くに来たとき、水の流れる音が聞こえたのでノドの渇きを潤そうと音のほうへ近づいて行くと、とぐろを巻いた巨大な大蛇を発見!

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若者が退治しようとしましたが、大蛇のお腹には子供がいることを知り、殺すのを止めました。

 
すると不思議なことに、大蛇の姿がすっと消え、目の前に美しい立派な滝が現れたそうです。

 
その後、雨が降ったことで村が救われ、村人が再び滝を見に行ってみると、藤のつるが滝を守るように生い茂っていたため、「藤隠れの滝」と名づけられました。

 
大蛇のおかげで村が救われたことで年に1回、織島神社にて大蛇に感謝するお祭りとして「三日月龍王浮立」が行われています。

 
現在、滝の近くにある夢とロマンの丘公園は親水エリアがあり、夏は水遊びなどで楽しむことができます。

七曜の滝(ひちようのたき)

次にやってきたのは小城町の江里山にある七曜の滝です。

 
場所は子授けで知られる江里山観音や、彼岸花で有名な「江里山の棚田」のある江里山地区にあります。

 
農村公園に車を止めて、のどかな山道を徒歩で登っていくと出てきます。

 
滝までの道は整備されていますが、一部滑りやすいところもあるので注意が必要です。

 
遊歩道を進むと約8mほど小さな滝が出てきます。

 
きれいな滝で、水深が浅めなので足をつけたりできます。

不動の滝(ふどうのたき)

最後にやってきたのは、小城町の石体エリアにある不動の滝です。

 
場所は小城の町から北上し、「石体不動の滝公園」に車を止めて遊歩道をのぼっていくと出てきます。

 
不動の滝は、7mの高さがある小さな滝です。

 
※現地は大雨による土砂崩れで現在、通行止めになっていますが、近くの御堂にはお参りすることができます。

 
滝に向かう道沿いには不動像などの石物がならんでいて、昔から地元の方に守られた場所であることが分かります。

 
真夏でも涼しく、静かでのんびりできるスポットです。

まとめ

小城の「滝」スポットはいかがでしたでしょうか?

 
のどかな風景が広がる小城でマイナスイオンを浴びに、ぜひ出かけてみてくださいね。

DATA

  • 名称:七曜の滝 ひちようのたき
  • 住所:佐賀県小城市小城町岩蔵
  • 名称:不動の滝 ふどうのたき
  • 住所:佐賀県小城市小城町岩蔵5634

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