石体エリア特集(syakutai)

小城駅から天山の方に車で20分ほど走ると、山の中に昔ながらの自然の姿が広がります。

目次

小城の石体エリアとは?

こちらの石体(しゃくたい)がある天山は、山からの豊富な湧き水によってふもとにある天山酒造の日本酒は海外でも高い評価を得ています。

 

また、天山から流れる祇園川はホタルの名所としても知られ、6月にはホタルの乱舞を見るため多くの人が訪れるスポットにもなっています。

 

そんな天山の山中にある石体(しゃくたい)地区は今から約450年ほど前の天正元年(1573年)、唐津浜玉に住んでいた肥前草野氏の奥さんと子供たちが龍造寺氏との戦いに敗れ、山づたいに石体に逃れてきて住み着いたと伝えられています。

 

そのため、今でも唐津草野家の菩提寺「功岳寺」で行なわれる草野忌には集落の代表が参拝されています。

神様がすまうと伝わる石体エリア

石体(しゃくたい)は昔から数多くの神々が住む地として今でも50体を越える石仏が残っています。

 

中でも氏神様の石體(しゃくたい)大権現は卑弥呼の息子が祀られていると伝えられ、長い間この集落の住人によって大切に守られてきました。

 

石體大権現の前には石體農村公園があり、川のせせらぎと爽やかな風など、神々が住まわれると言われるだけあって空気と水が澄み渡っています。

農家民泊ができる「いやしの宿ほのか」

そんな歴史のある石体にあるのが農家民泊ができる「いやしの宿ほのか」さんです。

 

こちらは築100年を超える古民家住宅を改修し2008年にオープン。

 

自家菜園や地元でとれた旬の食材を使った郷土料理を味わえます。

 

石体地区は標高が高いため暖差が激しく、厳しい環境の中で育った野菜は甘みのあるおいしい野菜になります。

 

そんな野菜や山菜など「ほのか」のお母さんがふるまう田舎料理のほか、田植えや稲刈り、収穫などの農業体験や、そば打ち、神様巡りなどもできますよ。

 

さらに2020年冬にできた五右衛門風呂は標高が高い山間の中にあり、聞こえるのは自然の音だけ。

 

静かな環境が心を癒し、穏やかな気持ちにしてくれます。

まとめ

静かな環境がひろがる小城の石体エリア。

 

水や野菜の美味しさと懐かしい風景に出会えるスポットです。

 

DATA

  • 名称:石体不動の滝公園 しゃくたいふどうのたきこうえん
  • 住所:佐賀県小城市小城町岩蔵

アクセス

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