小城市観光協会では、市内各地区の魅力や課題を市民目線で共有し、
「小城の観光と賑わいをどうつくっていくか」を一緒に考える場として
「おぎ観光賑わいラボ」を開催しています。
今回は、第3回となる三日月編をドゥイング三日月で実施し、地域の方々とじっくり意見交換を行いました。

開催概要
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会議名:第3回 おぎ観光賑わいラボ(三日月編)
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テーマ:三日月地区を中心とした観光・賑わい創出の可能性
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目的:
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市民・地域目線で観光資源や課題を洗い出す
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観光協会事業の今後の方向性づくりに向けたアイデア収集
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今回は少人数での開催となったため、参加者同士で意見を深掘りしながら、三日月地区の強みや可能性について具体的な話し合いができました。
「観光協会が全部やる」ではなく、みんなで形にする場
にぎわいラボは、観光協会が「何をやるか」を決める会議ではありません。
地域のみなさんの声を集めながら、
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できることから小さく始める
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実験的にやってみる
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良かったものを磨いて広げる
という進め方で、実現可能なアイデアを形にしていくための場です。
また、観光は「外から人を呼ぶ」だけでなく、
市民自身が楽しめることが土台になるという考え方も共有されました。
三日月地区の印象と現状
意見交換の中では、三日月地区について次のような声があがりました。
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観光地としての“目的地感”が見えにくい
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住宅地・子育て世代が多く、教育環境が整っている印象が強い
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祭り・伝統行事などが他地区に比べて表に出にくく、アイデンティティの見える化が課題
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縄文・弥生など歴史・考古学的価値が高いが、観光資源として十分活用されていない
実はすごい!三日月の“潜在的な魅力”
一方で、三日月地区にはまだ知られていない魅力も多くあることが確認されました。
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酒造・農業法人による酒づくり(規模は小さいが魅力的)
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ブルーベリー農園、果樹、農業体験
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海苔養殖や農業・漁業などの現場体験
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温浴施設(泉質は嬉野温泉と同系統と言われる)
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自転車イベントやレンタサイクル活用の可能性
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スマートIC・無料駐車場など車移動しやすい導線
特に印象的だったのは、
「資源はあるのに知られていない」「情報が分かりにくい」という意見です。
課題として見えてきたこと
今回の話し合いでは、次のような課題も整理されました。
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案内表示・導線・情報発信が弱い
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地元の人でも知らない資源が多い
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宿泊施設が少なく、滞在型観光が難しい
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観光協会は人員・予算に限りがあり、大規模施策はすぐに動かしにくい
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行政・観光協会・民間の役割分担が曖昧になりやすい
今後に向けた方向性
今後に向けては、まずは小さく始められる取り組みから進めていく方針が共有されました。
例としては…
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スタンプラリー
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月替わりの小イベント
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体験型企画の試行
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地元向けPR(市民が知って誇れる観光づくり)
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地域事業者・若者・団体をつなぐ“場づくり”
観光協会も「全部を担う」のではなく、
人と人をつなぐハブ役としての動きが重要になりそうです。
まとめ
三日月地区は「観光地」として目立つ存在ではないかもしれません。
しかし、暮らし・教育・農業・体験型資源など、独自の強みがあります。
観光振興は一気に成果が出るものではなく、
小さな実践を積み重ねることが大切です。
今回の賑わいラボは、今後の事業や施策につながる“種まき”の時間となりました。
次回開催のお知らせ(第4回 芦刈編)
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日時:令和8年2月19日
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会場:芦刈保健福祉センター ひまわり会議室
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内容予定:
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芦刈地区の観光資源・地域事情の洗い出し
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これまでの意見整理
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今後の具体的な方向性・優先テーマの検討
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次回も、地域のみなさんと一緒に
「小城の観光の未来」を考える時間にしていきます。
ぜひご参加ください!